ピラティスの流派と資格取得

ピラティスは1960年代にジョセフピラティスさんが考え出したエクササイズですが、
そこから8名のエルダーと呼ばれるお弟子さん達から、更に世界中に広まり、今は世界中に色んな流派の、
ピラティス団体があります。

日本でも色んな団体のインストラクターがいて、それぞれ特徴があるようです。

日本でインストラクターの資格が取れる流派を調べてみました。

 

  エクササイズ強度 資格が取れる地域 本部 資格レベル 資格取得期間

BASI Pilates

(バシ)

★★★★★

東京、大阪、

名古屋、オンライン

米国

カリフォルニア

世界基準

国際認定資格

マットのみで

1年~1.5年

グループレッスンではFLOW(フロー) と言って、エクササイズとエクササイズの繋ぎも無駄が無くスムーズに移行し流れるようにエクササイズが次々と進みます。

強度もあり、しっかり体を動かしたい方に向いています。

STOTT Pilates

(ストット)

 

★★★☆☆ 東京、大阪 カナダ

世界基準

国際認定資格

同じくらい

インストラクターさんにも依ると思いますが、あまり強度はきつく無いと思います。

解剖学に力を入れていて、詳しいインストラクターさんが多いです。

Polester Pilates

(ポールスター)

★★★☆☆ 東京、大阪 アメリカ

世界基準

国際認定資格

同じくらい

リハビリテーション医学をベースにしたメソッド

Peak Pilates ★★★★★

東京、京都、

名古屋

米国

フロリダ

世界基準

国際認定資格

同じくらい

何を教えるかだけではなく、いかに教えるか」について学び習得することができる

レッスン内容もとてもハード

Balanced Body ★★★★☆ 東京、オンライン 米国

世界基準

国際認定資格

同じくらい
運動強度やや高め
PHI Pilates  ★★★★☆ 大阪 米国、日本

世界基準

国際認定資格

同じくらい
大阪に日本の本部があり、専門知識を持ったピラティスのスペシャリストを育成
AFAA Pilates ★★★★☆  

米国

ロスアンデルス

世界基準

国際認定資格

検定に合格すれば取れる

グループエクササイズ・クラスを円滑に指導できるまでの理論と実技を修得することを目的

ピラティス専門というよりは、グループフィットネス指導者

FTP Pilates

JAPAN

★★★★☆ 日本各地 日本 日本 試験を含め6日間

6日間から資格が取得できる流派です 勉強量、練習量が少なすぎる

フィットネスピラティス

BESJ  
JAPICA  
IBMA  
無資格

何年もスタジオでレッスン受けて来たから、私も出来ると思ってレッスンされている方も、いるみたいですが、受けるのと教えるのとは全然違います。

ピラティスは只の筋トレ、ストレッチではないので、しっかり勉強してからレッスンをして下さい。

そういう方のレッスンを受けてる方も、本当のピラティスを知る機会がないままだと気の毒です。

間違ったアプローチオで痛めかねない場合もあるかも知れません。

たまにピラティス歴1年以上と言って来られる方が、レッスンをしてみると、何も出来ない、何も知らないという方もいます。気の毒です。

主にマットピラティスの資格習得ですが、マシンピラティスも取得するとなると

2年以上になります。

もしピラティス専門のスタジオに就職を考えるならマシンの資格も取っておくと有利です。

 

私は資格を取る前は、BASI 、STOTT、Peakのインストラクターさんのレッスンを受けていましたが、

やはりBASIのレッスンに慣れてくると他の流派のレッスンは物足りなさを覚え、

BASIのレッスン時はマットが汗でビショビショになるのに、他のレッスンでは汗も掻かない事が多く

インストラクターの違いかと思ってましたが、流派の違いから来るものだと知りました。

私がヨガが苦手なのは、やはりあまり動かないからという理由ですが、ピラティスは要は筋トレなので、

体を動かす事が好きな方、苦手な方などによって、好きな流派が分かれる事もあると思います。

 

自分の好きなタイプの流派を突き詰めるもよし、若い方だと色んな流派の資格を取る方も少なくは無いです。

ピラティスにハマって、色々勉強したくなることはいい事です。

元はみんな一緒、ピラティスさんが考え出した凄いエクササイズ。

ちなみにビラティス資格試験はインストラクターになる目的でなくてもいいので、ただピラティスをもっと深く知りたいから来られる方もいます。レッスンスタジオでレッスン受けてるだけでは学べないことも沢山あるので勉強するのもいいと思います。