ピラティス 6つの原則+4

ピラティスは単なるエクササイズではない。ピラティスとは肉体的な強靭さ、柔軟性、

コーディネーション(協調・調和)を向上させることは勿論、

ストレスを軽減し、集中力を高め、体と心のコンディショニングのためのシステムである。

ピラティスは誰にでも、すべての人に役立てることが出来る。

ピラティスの基本原則

ピラティスの流派によって何を原則とし、それをどう提示するかには若干の違いがあるかもしれない。

しかしこのリスト

--- 呼吸・集中・センター・コントロール・正確性・フロー ---

には、ピラティスの多くのアプローチの基礎を成し、このシステムの土台として広く認められている原則が含まれている。

「ピラティスアナトミー」ラエル・イサコウィッツ著者、中村尚人 訳 より抜粋

ラエル・イサコウィッツ  (1989年 Body Arts and Science International(BASIピラティス)創設者) ピラティス(コントロロジー)創設者、ジョセフ ピラティス氏の直弟子の第一世代教師たちから ピラティスを学ぶという30年以上にわたってピラティスに関わって来た人物。 1989年~現在BASIピラティスは世界30か国以上で活動している。

 

 

それに現在は

--- 気づき・バランス・能率・調和 ---

4つの原則が加わり、10の原則としている

BASIの10の原則

  1. Awareness(意識、気づき)
  2. Breath(呼吸)
  3. Balance(バランス)
  4. Concentration(集中)
  5. Center(中心)
  6. Control(コントロール)
  7. Efficiency(効率性)
  8. Flow(流れ)
  9. Precision(正確であること)
  10. Harmony(調和)

 

「ピラティス」を行う上での原則とは、守らなくてはならない決まり事。

方針。指針のようなもの。

そこを目指し、集中して毎回おこないます。

「気づき」から始まり、最終的には「心と体の調和」を目指すことで、

「ピラティス」の本質にたどり着けます。

無視すると到底目指すところには行けません。

この原則を無視して行っているのは、「ピラティス」ではありません。

この10の原則を守りながら、「ピラティス」を行うことで、心身に効果が感じられるようになります。

ピラティス氏が志したのは「心・身体・精神」の調和。

これらを意識して「ピラティス」を行なって行きましょう。

身体を健康に導くことは、心の安定にもつながるということを教えてくれます。

頭で考え身体を動かすことで「心と身体」がつながり、そこから「気持ち」などの「精神」が

変化し成長をすると考えられています。